Israel Japan | Business Guide | 2018
Israel-Japan > Business Guide > 2018 052 > MedTech & Pharma > Life Science Industry 1995年 「科学技術における協力に関する 日本国政府とイスラエル国政府との間の協 定」(科学技術協力協定) 1990年代はじめ 光学検査装置メーカーの オルボテックが日本に事業を拡大。 歴史的な瞬間 1990年 代が終わる頃、200 社以上のライフサイ エンス企業がイスラ エルを拠点としていました。この10年にわたり、安定成長 を続けてきたイスラエルは、この分野にクリエイティビテ ィとイノベーションを導入してきました。現在では1,200 社を超えるライフサイエンス企業が活躍しています。 現代のヘルス ケア問題に応 える革新的な 医療技術 現在イスラエルでは、1,200社 を超えるライフサイエンス関連 企業が活躍しています。一方、 日本政府は健康関連の政策、 規制、法律の幅広い変更を実 施しています。今こそ、新しいビ ジネスを構築する最高のチャ ンスです 比較的短期間で、34%ものライフサイエンス企業がすで に収益を生み出しています。イスラエルにおける起業の世 界には、スタートアップが成長し、利益を上げて有望な企 業になるチャンスがあるのです。2005年から2014年の10 年間で、イスラエルのライフサイエンス企業の数は大幅 に増加しました。ライフサイエンス企業の66%がこの時期 に創業しており、2011年から2014年に創業した企業の約 36%が IT を駆使したヘルスケア製品を開発しています。 輸出業者は500社超 ライフサイエンス産業の最大分野は医療機器とヘルス ケア IT 技術です(該当企業は60%以上)。医療機器分野 では、イスラエルの科学者とエンジニアが電子工学、通 信、電気光学で最新技術を融合させ、デジタル画像、医 療用レーザー、遠隔医療、早期診断、スマート外科医療 などの機器で世界トップクラスのイノベーションを生み 出しています。また、500社を超える医療機器輸出業者が さまざまな分野の医療用製品に携わっています。たとえ ば、心血管疾患、末梢血管疾患、神経疾患、変性疾患、 救急医療、集中治療、リハビリ、呼吸管理、気道確保、腫 瘍、ウィメンズヘルス、整形外科、スポーツ医学、消化管 治療、感染管理、眼科、疼痛・創傷管理、口腔歯科、皮膚 科、美容医療などの分野が挙げられます。 日本:求めるのは独自性の高い高機能製品 米国に次ぎ、世界第2位のヘルスケア・医薬品・医療機器 市場を抱える日本。医療費の総額は年間2,500億ポンド を超え、日本の医薬品市場の規模は、フランスとドイツ を合わせたものを上回ります。 ヘルスケア市場では、健常者から障害者までさまざまな 高齢者を支援するために、独自性と専門性の高い高機 能製品が求められています。医療機器市場では、最先端 技術を駆使した画期的な医療機器の完成品輸出、共同 研究開発、技術移転がビジネスチャンスになります。医 薬品市場では、共同開発、 R & D の外注、臨床実験、規制 関連業務の需要が引き続き高まります。 日本政府は健康関連の政策、規制、法律の幅広い変更 を実施しています。国家戦略特区(規制緩和や税制面優 遇の対象となる限定された地域)の構想が、これまでに ない新しい医薬品や医療機器の創生を後押ししていま す。日本の企業や大学が海外のパートナーを探すなか、 中央政府は外国資本や日本以外の企業の参入を積極 的に推進しています。今こそ、日本とイスラエルの企業 が新たな協力関係を構築する最高のチャンスです。 出典:イスラエル輸出協会、 Invest in Israel (イスラエル への投資)、 Export to Japan (日本への輸出)、 Invest in Japan (日本への投資)
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